コルチャック賞受賞。スウェーデンの人気児童文学作家の代表シリーズ、4部作の第2作。
第2次世界大戦下、辛くも中立を保つスウェーデン。そこにナチスの迫害を逃れるため、オーストリアの都、ウィーンの親元を離れ、やってきた姉妹がいた。西岸の都市イェーテボリにほど近い、島の家族と暮らすステフィとネッリ。1年がたち、姉のステフィは中学に進学。イェーテボリの町での新しい生活が始まる。遠く離れた両親を思い、島に残る妹ネッリを気にかけながらも、学業にうちこみ、新しい友人やクラスメイト、先生たちと出会い、下宿先の少年に恋焦がれる……。
スウェーデン本国で著者の脚本でテレビドラマ化、カナダ・バンフテレビ祭受賞。
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