著者紹介 | |||
アニカ・トール(Annika Thor) 1950年、スウェーデン第2の都市イェーテボリのユダヤ人家庭に生まれる。図書館員やフリーライターを経て、1996年、〈ステフィとネッリの物語〉シリーズ1作目『海の島』で作家デビュー。同シリーズ3作目『海の深み』でニルス・ホルゲション賞を、シリーズ四部作すべてに対してコルチャック賞(ポーランド)を、また『ノーラ、12歳の秋』(邦訳=小峰書店)でアウグスト・ストリンドベリ賞を受賞。さらにその全業績に対し、1999年には北欧学校図書館員協会賞、2000年にスウェーデンの児童書出版社よりアストリッド・リンドグレーン賞を受賞している。はじめての大人向け長編小説『わたしの中の遠い夏』(原題"Motljus")が小社より刊行(2011年)。他の作品に、"Nu, imorgon"(『今、明日』、2005年未邦訳)、"Om inte nu så när"(『今、そんなに近くなければ』、2011年未邦訳)など。小説のほかに、テレビドラマや映画の脚本も手がける。ストックホルム在住。 |
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