文学/エッセイ/演劇
俳優の領分
──中村伸郎と昭和の劇作家たち
如月小春
46判/368頁/上製
本体3200円(税別)
ISBN4-88008-359-3 C0095
劇作家・如月小春(きらさぎ・こはる1956〜2000)が、雑誌『すばる』に連載したま
ま未刊だったものが、発表から14年、著者の死去から6年の時をへて、ついに刊行!俳優・中村伸郎へのロングインタビューや中村と劇作家・別役実を交えた座談をもとに、一人の新劇俳優の仕事の軌跡を軸に、「昭和」という時代とその演劇史の一場面を鮮やかに切り取る。岸田国士、小津安二郎、三島由紀夫、イヨネスコ、別役実との出会い。「純粋演劇」の道を歩んだ、新劇俳優・中村伸郎(なかむら・のぶお)の領分。
解題=西堂行人
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