ベルリンを拠点に国際的に活躍するの美術作家、塩田千春。最近作からデビュー作品までを自らが縦横に語った大学公開講義を中心に、100余点の写真、著者が公開した制作手帖、詳細な展覧会記録(日英)などを収録。日常の何気ない物や空間を繭のように囲い込み、死の恐怖と生の息吹きを同時に付与する[塩田千春の世界]を初めて書籍にした話題作。