日本文学、演劇
火山灰地
久保 栄
46判/424頁/上製
本体5800円(税別)
ISBN4-88008-325-9

21世紀にふたたび甦る日本新劇史上の代表作。
北海道十勝平野の火山灰土を舞台に、二部7幕の悲劇。
リアリズム演劇の枠を超えて新たな地平を切り拓いた名作。初演1938年、第一部、第二部上演時間合計8時間を超える伝説的大作。
解題・解説=井上理恵。戯曲の完全収録のほか、久保栄、吉田隆子(音楽担当)による関連エッセイ、久保栄年譜なども収録。特別付録に赤木正(田村義也)の演劇評『「火山灰地」の生命』(1961年)。

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