見世物3号
[東京かわら版 平成17年11月 通巻381号 37ページ]
『見世物3号』
見世物学会・学会誌
新宿書房 1800円(税別)

見世物を研究する人間と、見世物を実際に演ずる人間が共同で作る「見世物学会」の発行する雑誌。今号は「明治の近代絵画と見世物」「垣間見せる異界 見世物」の2大特集と論考5編、エッセイ4編を収録。秋山祐徳太子、小沢昭一、康芳夫、山口昌男など豪華なメンバーが名を連ねている。見世物の歴史をひもとく人あり、世界の見世物を広く見渡す人ありと内容も様々。どこから読んでも面白い希有な学会誌。 (出)
[大道芸アジア月報 2005年7月1日(坂野比呂志大道芸塾発行)]
『見世物』第3号 見世物学会、新宿書房 ¥1800(本体)

第一特集「明治の近代絵画と見世物」、第二特集「垣間見せる異界 見世物」。第二特集は2002年の、見世物学会大会の記録。そのほか、諸論考あり。南インドのヴァキリ、ティモールのクレタについての論文が興味深い。また、彫刻家・秋山祐徳太子の文章が、とにかく、おかしい。
本の詳細を見る→<88008-336-4 C0039