福島県浪江町の小さな建設会社の社史。 「寿辞」(よごと)とは、上棟式で大工の棟梁が読み上げる祝詞のことである。彼らが築いてきた神社仏閣、民家、公共建築は、東日本大震災と原発災害によって破壊された。 古いアルバムと新撮写真の約140枚が語る、残すべき地域の近代史。 100年の記憶と3年の記録!