小社刊『S先生のこと』で第61回日本エッセイスト・クラブ賞(2013年)を 受賞した著者による、待望の新刊。サリンジャーからハーレクイン・ロマンス、そしてブッククラブまで。ペーパーバックの歴史から浮かび上がる、アメリカの大衆出版文化。『ライ麦畑でつかまえて』の主人公のホールデンは本の表紙にどのように描かれたのか?
著者紹介→尾崎俊介