ユーロスペースでカウリスマキ作品特集が上映中 |
[2007/6/27] |
アキ・カウリスマキ(228ページ)の新作、『街のあかり』(Laitakaupungin valot:06)が公開されるのにあわせ、彼のこれまでの作品を一挙上映する特集、「カウリスマキのあかり」が開催されている。今回の特集上映は、2003年に公開された『過去のない男』上映にあわせて企画された「アキ・カウリスマキ・ショウ」以来となるもの。 処女長編作『罪と罰』(71ページ)から、単独監督作としては前作となる『過去のない男』(170ページ)まで、19作品が一挙公開される。そのほか、大ヒット作にして日本デビュー作となった『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』や、『街のあかり』が最終作となる「失業三部作」の第一作『浮き雲』(124ページ)、第二作『過去のない男』など、過去の未見の作品を振り返ったり、新作上映前の「復習」に、またとないチャンスなのでお見逃しのないように。 なお、本書『北欧映画ー完全ガイド』にも今回上映されるカウリスマキ作品は大半を取り上げているので、本書を傍らにおいてのご鑑賞もおすすめです。 上映は6月23日から7月6日まで。東京・渋谷のユーロスペースにて。詳細は下記サイトを参照。 ユーロスペース「カウリスマキのあかり」特集ページ:http://www.eurospace.co.jp/detail.html?no=92 |