2006年サンダンス映画祭に出品される北欧作品

[2005/12/19]

 来年1月19日から29日まで開催されるサンダンス映画祭への出品作品が発表された。例年北欧作品も多数上映されているが、今回出品される作品は、以下の4作品となった。

 まず、プレミアム上映されるのは、アイスランドの俳優兼監督、バルタザール・コルマキュル(31ページ)の英語による監督作品、「A Little Trip to Heaven」。スペクトラム部門には、多くのドグマ作品の脚本を手がけるデンマークのアナス・トーマス・イェンセン監督(231ページ)による「Adams æbler」 (Adam's Apples:'05)、ノルウェーのベント・ハーメル監督(221ページ)が、チャールズ・ブコウスキー作品を映画化した「Factotum」(本コラム第8回参照)の2作品が出品。また、ワールド・ドラマ・コンペティション部門には、『恋に落ちる確率』(184ページ)でカンヌの新人賞を獲得したデンマークのクリストファー・ボー監督(185ページ)の「Allegro」が出品される。

 サンダンス映画祭は今回が25周年の記念すべき年だそうだが、例年優れたインディペンデント映画を発掘していることで知られる。北欧作品の健闘を祈りたい。
公式サイト(英語):http://festival.sundance.org/
サンダンス・インスティテュート(映画祭運営団体:英語):http://institute.sundance.org/

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