「アイスランド映画祭」来春開催 |
[2005/12/19] |
このところ、『氷の国のノイ』(181ページ)や『陽のあたる場所から』(186ページ)など、公開が相次いでいるアイスランドの映画だが、来年3月には「Bío06 アイスランド映画祭」が東京・渋谷のユーロスペースほかで開催される。来年はアイスランドと日本の外交関係が樹立されて50周年という節目の年でもあるそうで、この北欧の小さな島国の文化について知る、よい機会にもなりそうだ。 現在のところ、本書(北欧映画-完全ガイド)の各国レビューの章でも紹介したバルタザール・コルマキュル監督による「101 Reykjavík」(31ページ)や、フラヴン・グンラウグソン(Hrafn Gunnlaugsson)監督の「Hrafninn flygur」(When the Raven Flies:1984)、アイスランドのロックバンド、シガー・ロスが音楽を担当しているオラフル・スヴェインソン(Ólafur Sveinsson)監督のドキュメンタリー作品「Hlemmur」(Last Stop:2002)の日本初公開が決まっている。他にも日本未公開の作品を全部で5本、過去に日本で公開されたフレゼリック・トール・フレゼリクセン監督(217ページ)作品、短編集などをまじえて合計で10本ほどの作品が公開される予定。さらにはゲストの来日などのイベントもあるとのことで、開催が待ち遠しい。ユーロスペースで1週間の開催の後、神戸アートビレッジほか、全国に巡回するという。 この映画祭の事務局は配給会社、シネマトリックスに置かれている。詳細は下記公式サイトでも順次発表されるが、本サイトでも随時お知らせしていく。 |
公式サイト:http://www.bio06.jp/ シネマトリックス:http://www.cinematrix.jp/ |