[コメント]

「どんぶらこ」のネーミングは民話の「桃太郎」からきたそうだ。「楽しく流れて歩く」イメージの街歩き。高橋美江さんから、この20年も続いた連載「東京どんぶらこ」の舞台裏のお話を聞くことができた。あるとき、『東京新聞』の記者に手持ちの自分が描いた地図(横浜市都筑区の大判絵地図)を見せたことから、この企画が始まった。初回の2002年1月6日の街歩きは「銀座並木通り」で、美江さんが担当。その後は数人のイラストレーターの持ち回りで連載が続いた。それから、6〜7年後、美江さんはこの連載を一旦卒業、いまから4年ほど前に最初の担当記者に請われて再登場したという。この「東京どんぶらこ」は美江さんのイラストで幕が上がり、美江さんのイラストで幕が降りたということになる。


『続 絵地図師・美江さんの東京下町散歩』(2013)の「銀座」(p66〜67)から


『東京新聞』2021年7月17日から 銀座に街の変化が顕著だ