桂川潤さんの訃報[コメント]

7月11日の新聞各紙の訃報欄に載った桂川潤さんの死は関係者を驚かせた。毎週にように装丁された書籍が出版され、年間100点近い仕事をされるほどお元気だった。私は新聞を見る前に、小林祥一郎さん(1928〜)からの朝の電話で桂川さんの死を知った。自著『死ぬまで編集者気分――新日本文学会・平凡社・マイクロソフト』(2012)を装丁してくれたのが桂川さんだから、小林さんは新聞をみてびっくりしたという。小林さんは桂川さんの父親で、戦後のアヴァンギャルド運動に関わり、ルポルタージュ絵画に足跡を残した画家の桂川寛(1924-2011)さんのこともよく知っていた。